ライオンの子、レオナとエレナはふたごの女の子。
おでこにハートがあるのが、レオナ。しっぽにハートがあるのが、エレナ。
アフリカ大陸のサバンナで、暮らしています。
レオナとエレナは、いろんなことに興味津々。
あたらしいものを見つけにいろいろなところを冒険します。
お話を読みすすめると、読者もまるでレオナたちと冒険しているような
気持ちになって、きっと新しい発見に出会えるはずです。
そうして、レオナとエレナの「なんだろう?」「どうしてだろう?」という
小さな気づきから始まって、しだいに生きていくうえで大切なことを学んでいくお話です。
さまざまな活動を通して、何度もアフリカを訪れている著者、MISIAが
実際に現地で見たり、聞いたりして感じた
アフリカのリアルや、文化の素晴らしさ、学びの大切さ、
そしてわたしたちとも密接につながっている、明るい未来の姿が、
アフリカへの深い愛情と共に、子どもたちにわかりやすく描かれています。
この絵本を読むと、子どもたちはもちろん、大人の読者にも必ず発見があり、
読み終わった時には、きっと読む前とあなたとは何かが変わっている、そんな1冊です。